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【作品名】大日本帝国スーパーマン 【ジャンル】小説 【名前】宮本武兵衛 【属性】クリプトン星から地球にやってきたクリプトン星人 【大きさ】老人男性並み 【攻撃力】身の丈はある大岩を持ち上げられる 自分と同等の防御力の同種族に打撃でダメージを与えられる 神風:全霊を込めて深く大気を吸い込み、念力で口から発射する息吹、発射までに2,3秒かかる 射程と範囲は数百m、弾速はそれを一秒ほど 巨大な空母を上下左右に大きく揺らし、戦闘機の発進を不可能にする風速 【防御力】WW2時代の軍艦の機関砲、高射砲が何発か直撃しても無傷 マント:鋼鉄を超える強度を持ち、WW2での軍艦の機関砲、高射砲が何発かで損傷し飛行ができなくなる 【素早さ】達人並み マント:零戦並の速度で空を飛べる 【特殊能力】マント:背中に付けているマント、空を飛ぶための機器であり壊れると使用不能になる 透視:鉛に遮断されない限り、1km先まで壁も透視して見渡せる 聴力:4km先の話声を聞ける 【長所】少なくとも超人の域ではある 【短所】米軍が沖縄上陸寸前の状態から戦況を引っくり返すのは全盛期のスペックでも不可能 地球に来てからの度重なる酷使のせいでマントが壊れかけている 元ネタと同じくクリプトナイトが弱点で近付けられるだけで昏倒する old 【作品名】大日本帝国スーパーマン 【ジャンル】小説 【名前】宮本武兵衛 【属性】クリプトン人 【大きさ】老人並み 【攻撃力】岩を砕き、鉄板を貫く腕力 小刀所持、切腹に使えるだけの切れ味はある 【防御力】第二次世界大戦時の戦艦の砲撃に耐えられる クリプトナイトには弱い 【素早さ】B29と同等かやや下の飛行速度 バズーカ砲の弾を手裏剣で撃ち落せる 【特殊能力】神風:大きく息を吸い込んで突風を起こす 戦艦が大きく揺れ、戦闘機が出撃不可能になる 【長所】大和魂 【短所】色々と微妙 【戦法】戦闘機やヘリなら神風 他は斬りつける 修正 vol.124 565 vol.140 0058格無しさん 垢版 | 大砲 2024/06/20(木) 22 35 02.19ID QwPLUgsW 宮本武兵衛考察 攻防は戦車砲クラスかな ×ミスト ドッペルンシュトライヒ負け ×ジェームズ・ボンド 近づかれてスタンガン負け ×波間七海 スペック負け ○秋葉サユリ ロケラン耐えて勝ち ○クロービス 殴って勝ち ○鴉のゴウ 同上 波間七海>宮本武兵衛>秋葉サユリ 10スレ目 490 :格無しさん:2008/01/17(木) 22 17 08 宮本武兵衛考察 ○草壁健一郎 斬殺勝ち △バル・クロウ 倒せない倒されない ○沢渡憂作 斬殺勝ち ○サンレッド 斬殺勝ち ○虎水ギンタ クッションゼリー発動前に斬れる ○不動明 斬殺勝ち ×ウッドペッカー 突かれ負け △アダッチマン 倒されないが速くて斬れない △△慶次、シェリフ 同上 △雷 倒せない倒されない ×シロー 撲殺負け ウッドペッカー>宮本武兵衛>不動明
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538: ホワイトベアー :2021/10/13(水) 13 03 38 HOST om126133230077.21.openmobile.ne.jp Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 序章 西暦1967年、地球では共産主義と資本主義と言う2つのイデオロギー対立と言うお遊戯にふけっていた人類は、地球から384,400 kmも離れている月において、日米が協力して築き上げた恒久月面基地プラトー1所属の地質調査チームの全滅、後に「サクロボスコ事件」と呼ばれ形で火星生命体、後に人類に敵対的な地球外起源酒=BETA呼ばれる存在とのファーストコンタクトを迎えた。 それはある意味で念願の、されど誰もがこのような形では望んでいなかった出来事であった。 地質調査チームの全滅はその生々しい映像とともに大日本帝国航空宇宙軍が月軌道に配備していた偵察衛星によりプラトー1と地球に送信され、また数日後には月面各地の観測拠点がBETAに襲撃されたことにより、人類はBETAとの平和的接触計画を完全に破棄。プラトー1を運用していた日米は月面に観測基地を持つ各国にプラトー1の一時使用を許可。各国も最も堅牢かつ安全性の高いプラトー1に観測基地要員を退避させる。 地球ではBETAの月面侵攻と言う事態に際してニューヨークの国連本部にて緊急招集された安全保障理事会で、直ちに日米英仏ソの常任理事国と非常任理事国の全会一致で国連憲章第43条に基づく国際連合軍の編成と、プラトー1を前線基地とし、日米両国の宇宙軍がJAXAやNASAと共同で運用していた大型月軌道ステーションの1つであるゲートウェイⅠを司令部とする月面方面軍の設置を決定。 幸いにして西暦1958年に火星生命体が発見された時から大日本帝国が月面における軍事力を増強していたことにより、西側東側とわず月にはそれなりの軍事力を駐留させていた。 特に月面最大の恒常基地であるプラトー1には約1個師団近い戦力と小火器や火砲、月面用に開発されていた戦闘車両群、MMUの構造と理論を応用して開発されたES(ExosKeleton=強化外骨格)兵装、大型MMUを発展させた大型人型兵器であるNCAF-3などの大量の兵器、約10万トンとという潤沢な弾薬が夢幻会の手により配備されており、また、地球軌道上の大型軌道ステーションには大量の物資を搭載して地球ー月までの往復を可能とした物資輸送船が大量に待機していた。 このため、人類は急増兵器で補給が途絶え途絶えな戦場で戦うという絶望的な事態は避けられたが、それでも月面で繁殖したのか大量に増幅したBETAに対して人類側は戦力が足りず、国連軍は低軌道戦力が豊富な日米ソ3カ国の宇宙軍から人員をかき集め、日本製の武器とともに月面に派遣する。 国連軍とBETAによる月面での戦闘は一進一退を繰り返していた。数にまさるBETA側は、後に地球でも見られる事になる数と強靭な肉体を武器とした単純な人海戦術を多用し、これに対して数と兵站能力でBETAに劣る人類は、偵察衛星からの情報とNCAF-3やES兵装などの俊敏な三次元機動を可能とする機動兵器による確実な攻撃、再突入型装甲巡洋艦を主力とした月軌道艦隊からの補給物資の軌道投下や軌道爆撃など戦術的には人類が優勢に立つことの方が多かったが、戦略的には圧倒的な数を誇るBETAが優勢であり、ジリジリと国連軍は押し込まれていた。 月面という土地も人類にとってBETAの圧倒的な物量に匹敵するほどの難敵であった。その長すぎる補給線はもちろん、真空、±300°という昼夜の温度差、宇宙線に高速粒子などの月の環境は地球では僅かな損傷程度で済む傷でも致命傷としてしまい、些細なミスも死に直結する月での戦闘は地球で戦うよりも遥かに重い負担を兵士にかける。 539: ホワイトベアー :2021/10/13(水) 13 06 31 HOST om126133230077.21.openmobile.ne.jp 「月は地獄だ」いくら優れた兵器があろうともBETAと言う人をむさぼり喰らう異形を相手にし、少しの傷が致命傷となる月面と言う過酷な戦場での消耗戦は多くの兵士を重度のPTSDに追い散らせ、当時の国連軍月面方面軍司令官にそう言わせるほど苛烈を極めていく。 無論、人類側も何の対策も行っていない訳ではない。日本やアメリカでは日本の全領域歩行戦闘機であるNCAF-3やES兵装の後継機開発が進められており、1968年には日本がNCAF-3よりも重装甲でありながら高い機動性を誇り、近接戦用短刀、近接戦用長刀、105mm滑腔砲・20mm機関砲を搭載する突撃砲などの強力な武装を装備可能でジャンプユニットを搭載する事で地球上でも運用可能な全領域歩行戦闘機であるNCAF-4を実戦投入。 1972年にはアメリカがNCAF-4と比べると装甲や主機出力こそ低いものの、NCAF-4と同じ武装を使用可能な上で生産・整備・経済性に優れ、軽快な運動性を誇るNCAF-5を、日本は複合装甲を採用することで防御力を維持したまま重量を削減し、オペレーション・バイ・ワイヤによる機体制御を採用した新機軸の戦術歩行戦闘機であるF-1A 陽炎を月面戦線に投入するなど新型兵器を次々とロールアウトしていき、さらに人的資源の損耗を抑えるために無人兵器の積極的な開発と投入がされていく。これら新型兵器の投入により月面での戦闘は人類の支配領域をジリジリと減らしながらであるが何とか戦線の維持ができていた。 また、日米は国連宇宙総軍と共同でこれ以上のBETA着陸ユニットの地球圏着陸を防ぐために、日米両国がソ連の弾道弾を迎撃するシステムとして戦略防衛構想に則り構築していた攻撃衛星、偵察衛星、軌道ステーションを転用する形で築かれたBETA着陸ユニット迎撃システムである「テルースの首飾り」と、大日本帝国が火星生物発見後に整備した月軌道上の攻撃衛星、偵察衛星、軌道ステーションを転用したBETA着陸ユニット迎撃システムである「ルーナの首飾り」の2つのBETA着陸ユニット迎撃システムを構築。この二重の護りで人類の本拠地たる地球へのBETA侵攻を防いでいたことから何とか国連軍月面方面軍は10年間以上月面においてBETAと戦う事ができていた。 国連軍の決死の消耗戦と日米両国宇宙軍と国連宇宙総軍が共同で開発した2つの首飾りにより生まれた時間的余裕を夢幻会は無駄にはせず、地球での対BETA戦闘も見込んだ次世代人型機動兵器を筆頭にした対BETA兵器・兵装の開発や地球上での対BETA戦ドクトリンの研究、低軌道艦隊による精密軌道爆撃の実用化などを相次いで実施していき、さらに大型人型機動兵器のパイロット育成制度や施設、設備の充実化や人型機動兵器の生産ラインの増設、NCAF-4の製造ライン流用した低価格戦術機の開発などが、帝国政府が行った自重を捨てた莫大な軍事予算の下に行われていく。 こうした大日本帝国の投資と研究が合わさり、1972年には地球上での対BETA戦を見越した世界初の戦術歩行戦闘機であるF-1A 陽炎とF-4A 時雨が、1974年にはより安価なF-2A 不知火が帝国軍で相次いで採用されていき、BETA地球侵攻を前に大日本帝国軍では本格的な戦術機甲部隊の編成に成功する。また、予備役であった戦艦の近代化改修を施した上での再就役や、同様に予備役であった大型空母を戦術機母艦改装した上で再就役させるなど他国から、いや少しでも軍事の知識を持つ人間なら異常と思える軍備計画や装備の採用を次々と実行していった。 540: ホワイトベアー :2021/10/13(水) 13 07 32 HOST om126133230077.21.openmobile.ne.jp 無論、こうした軍備計画は主導した夢幻会自身もこれらの計画はあくまでも念の為に備えた保険的な計画でしかなく、馬鹿げた軍備計画と笑いものになる未来を望んでいた。だが、彼らの願いが神に届くことはなく、1978年12月16日、夢幻会が知る原作から5年遅れではあるが、火星より撃ち出されたと思われるBETA着陸ユニットが「テルースの首飾り」の迎撃を突破し、ソビエト連邦新疆ウイグル自治区カシュガルに着陸。人類は遂にBETAの地球侵攻を許してしまう BETAの地球侵攻を許してしまった人類であったが、この時の人類は一部を除いて月面戦線で経験したことのない圧倒的なBETAの物量を目にしてもなお、地球上でのBETAの殲滅に絶対的な自信を抱いていた。この背景には戦場が地球という今まで人類が発明してきたあらゆる兵器・戦術が投入可能なホームグラウンドで、さらにBETAに対空兵器、航空兵力が一切存在しないと言う事実があり、カシュガルを領土とするソ連はBETA研究の独占を図るためにBETA着陸を自国の国内問題だとして国連軍の介入に対し拒否権を発動。自国単独での対BETA戦を開始する。 世界で唯一BETAの真の恐ろしさを知る日本ではカシュガルへの核攻撃を実施寸前まで行ったものの、これを察知した米国が世界大戦を恐れたためにソ連や欧州と協力して全力で日本を抑え込むと言う、後に米国史上最大の判断ミスと呼ばれる行為を行ってしまい、未遂に終わってしまう。 日本の核攻撃により世界があわや第三次世界大戦勃発かと言う危機的状況に陥っていた一方でカシュガルでの対BETA戦は航空機の投入によりソ連軍の一方的な虐殺と言える状態であった。しかし、1978年12月30日、新年を前に航空機やミサイル、果には砲弾まで空中で撃破してしまう新種のBETAである光線級が出現。ソ連軍の航空優勢は瓦解し、地球上でならBETAを殲滅できると言う考えが妄想に過ぎなかった事をソ連軍もちろん人類は思い知らされた。 光線級の登場により航空優勢を喪失したソ連軍に対してBETAは地を文字通り埋め尽くさんとする圧倒的な物量で現地のソ連地上軍を粉砕。これに慌てたソ連は上海協力軍を招集、残存極東ソ連軍、中華人民共和国人民解放軍を中核にベトナム、ラオス、カンボジア軍からなる上海協力機構軍を編成しカシュガルに送り込む。しかし、極東ソ連軍主力を粉砕できるだけの圧倒的な物量を誇るBETAに対して、航空攻撃はもちろん輸送機による補給やヘリコプターによる輸送、果には航空偵察などの航空支援全般を封じ込められた状態である上海協力機構軍が対応できるはずもなく、ソ連や中華人民共和国がかき集めた大規模地上部隊はその殆どがBETAの腹の中に消えていった。 こうした事態に陥り、ようやくソ連や中国は核兵器をもちいた攻撃を開始するも、光線級による万全の防空体制が敷かれていた着陸ユニット周辺地域には投入は不可能であり、BETAの一時的な遅滞には成功したものの根本的な解決手段とならなかった。また、日本側が提案した低軌道艦隊をもちいた戦略核による軌道爆撃は、カシュガルにBETAの巨大前哨基地であるハイブが築かれた時点で日本側がリスクが高いと撤回したことでこれまた未遂に終わり、上海協力機構軍は敗走に次ぐ敗走を重ねる事になる。ときここいたり、ようやくソ連は日米や欧州西側諸国を中心とした国連軍の介入を認める。 戦術機甲部隊やAL弾などの対BETA戦兵装が充実した大日本帝国陸軍が参戦した事でBETAの東進は抑えられ、さらに日米の2大工業大国が自国の工業力を活用してNCAF-4を地球仕様に改装したF-108 初凪やNCAF-5を地球仕様に改装したF-5 タイガーなどの戦術機を増産。戦術機を欲するユーラシア各国に大量に供給した事でBETAの侵攻は夢幻会が知る"原作"よりかも遥かに遅く、ワルシャワ条約機構軍や中東連合軍は遥かに善戦した。 541: ホワイトベアー :2021/10/13(水) 13 08 24 HOST om126133230077.21.openmobile.ne.jp それでもワルシャワ条約機構軍を主力とする欧州戦線や中東連合軍を主力とする中東戦線ではBETAの進撃を完全に止めることができず、人類は地球でもその支配領域をズルズルと減らしていき、1983年にはイラン領マシュハドにマシュハドハイブが、1984年にはソ連領ヴェリスクにミンスクハイブが建設され本格的に欧州とアラビア半島に戦火が迫ることになる。 これは、そんな未だに希望の燈火が消えぬ世界で語られるアイとユウキの御伽噺である。 542: ホワイトベアー :2021/10/13(水) 13 10 20 HOST om126133230077.21.openmobile.ne.jp 以上になります。多分にご都合主義的な展開もありますが、原作がご都合主義悪い主義なんでそれでもヨシ。wikiへの転載はOkです。
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94 :ヒナヒナ:2012/07/18(水) 19 39 51 最近支援ssが少なくて悲しいので自分で書くことにしました。 いつも通り会話文に乏しいssです。 とあるコピペを読んで、憂鬱日本だと尚更深刻だろうと思って書きました。 ○日本への恐怖 二回目の世界対戦が終わって幾年。現在、この世界では環太平洋日本勢力圏対、枢軸陣営ドイツ帝国勢力圏といった対立構造が成り立っていた。その間にソ連が脱落したり、中国大陸がリアル三国志状態に突入したり、北アメリカ大陸が暗黒大陸化したりと、さまざまところで明暗が分かれる事となった。しかし、新たな領地の取り込みや、戦時経済からの立て直し、政争などの現実的な問題が噴出し、宗主国たる日本とドイツが互いに矛を収めたことで、とりあえず世界は平和になっていた。 さて、この世界で日本とドイツは、敵対する中小国からそれぞれ恐怖の対象であったわけであるが、日本人が怖がられる理由は大まかに2種類あった。 一つは敵対する恐怖。 これは単純だ。つまり現在太平洋にその勢力圏を広げた日本の戦力は脅威である。正面切って戦争をして国家崩壊に追い込まれた中国とアメリカ合衆国、日本を舐めて掛かり、核兵器の実験場となったメキシコが証明している。 また、実戦力もさることながら、政府民間を含めた経済的な攻撃力も有するのだ。各国上層部しか知らないことだが、ソ連のスターリン体制崩壊については、独ソ戦や、末期の世界規模での共産主義排斥運動と同じくらいに、日ソ貿易などによる経済的攻撃により財政がメタメタにされていた事が原因だとする意見がある(※1)。また、経済的制裁については、やや過剰気味に空気を読む日本人的気質から、何か国際問題が起こると民間で自主的に不買運動が成立することがあり、逆に日本政府が自国民に自粛を求める事態もあった。ある意味、周辺中小国にとっては軍事制裁よりも怖い反応だった。 まあ、これは日本への恐怖と言うよりは大国が普遍的に持つ性質であり、強者への恐怖・不満というところであった。 二つ目は自国文化への侵略である。 これがいわゆる「同化される恐怖」と表現されるものだ。日本になにか新しい文化が投入されるとき、今ある文化と矛盾がないように、ゆっくり吸収し同一化する。まず此処が分からない。普通は拒否反応か諸手を挙げて歓迎されるかどちらかなのだ。 次に、日本文化が外国に投入されるとき、はじめ拒否反応を起こされることが多いが、いつのまにか評価をひっくり返して、ゆっくりとその国の文化の中に溶け込んでいく。「いつか自分たちが日本の文化に染まってしまうのではないか」という恐怖を他国(主に欧州)の人間に植え付けた。 「同化される恐怖」を世界が意識しだしたのは、奇しくも枢軸国家たるイタリアの所為であった。 日本人はパスタという極めてイタリア的な料理を一般家庭単位で習得し(通常、一般市民に対する食文化の改変は障壁が高い)、魚卵や醤油、ケチャップといったものと合わせていろいろと改造を図ったあげく、ついには「ナポリタン」なる別次元の創作料理を作り出し、逆にイタリアに送り返す始末だった。もちろんイタリアではナポリ市を中心に嫌われたが、一部政府高官がこの悪魔の料理に攻略されたという噂が囁かれ(※2)、徐々にだがイタリアの地を侵食していった。 この顛末を知った各国の知識人達は困惑した。「イタリア人が若い女とワインと並んで必須としているパスタを侵略するとは!」と。 ちなみにドイツでは、宣伝相が新たな戦略として世界同時公開国策映画の製作に乗り出したり、英仏ではメイドや執事という自国の職業のあり方が、日本から訳のわからない文化侵略(※3)を受けているという報告を受けて慌てたりした。ちなみにフィンランドでは、日本から送られた戦闘機などが通常と違う多分に趣味成分の入ったペインティング(エスコン仕様)であることにやっと気がつき始めたが、マンネルヘイム元帥はため息を付くだけだったと言う(※4)。 95 :ヒナヒナ:2012/07/18(水) 19 40 24 後に判明し、そして最も各国を恐れさせたのが、それが異文化に対する攻撃ではなく、基本的な日本人の性質であったということだ。日本人は意図しないで普通にやっていることであり、なぜか心地よく調整されたその謎の文化は、受け入れになんら苦痛をもたらさず、むしろ心地よいため自然に受け入れてしまうといった具合だった。規制をしたくても、確たる形で入ってくるわけでもなく、極普通の民間人を含むすべての日本人や日本製品に注意を払うことは難しかった。それどころか、侵食された人間に聞いてみると、いつの間にか自らそれを望んで染まっていくというのだ。 目が異様に巨大で平面的なアニメーションキャラクター達や、職業や性格、果ては靴下の種類にまで及ぶ偏執的なフェチズム。それらが自国で持てはやされる未来を想像した各国文化人達は頭を抱えたという。 外国、特に枢軸国家から、「苦痛もなく、むしろ快感の中でスライムにゆっくり消化されていく状態」(※5)と言わしめた恐怖。これを各国では日本的文化侵略と名づけた。 大戦後すぐの時代。次第に明らかになっていく夢幻会の概要と、その中にあって秘密組織と目される「MMJ」と呼ばれる巨大組織。文化侵略時に活発に活動していることが観測されたこの組織を、各国は日本の文化侵略中枢とみなし、各国諜報機関とMMJ(及び、その他趣味文化部組織)との静かな戦いがあったことについては、また別の話。 ※1:日ソ貿易について、当時のドイツ帝国高官の資料より、「銃火を交えている敵国のことではあるが、哀れさを催すほどの悪辣振りであった」とドイツ総統が発言したという記録が残っている。 ※2:関連を噂されたイタリア王国の重臣は一切のかかわりを認めなかったが、彼の死後発見された手稿や、官邸の食材管理を行っていた調理人の証言により、この噂が事実であったことはほぼ共通の見解となっている。 ※3:当時の資料で、「エマという名のメイドを日本人に引き抜かれた」、「暗器をメイドや執事に隠し持たせるのが流行っている」、「ロンドンに多量のメイドが給仕するカフェが出来た」などという記述がある。 ※4:冬戦争時に日本人が持ち込んだ「ミニスカサンタ」などが登場する漫画形式の兵器解説書がフィンランドの兵器博物館に所蔵されているが、何故か日本側ではそういった兵器付属品記述や記録が一切抹消されている。 ※5:当時大日本帝国のコミックマーケットにてこの表現についての風刺画が描かれた書物が出版されている。大日本帝国国会図書館所蔵の閲覧制限図書『ドS☆撫子タンの枢軸いぢめ・スライム地獄編』参照 (了)
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Template 日本の法令? 廃刀令(はいとうれい)とは、Template 和暦?3月28日に発せられた大禮服竝ニ軍人警察官吏等制服著用ノ外帶刀禁止の太政官布告の略称。いわゆる帯刀禁止令のことである。 概略 すでに1869年(明治2年)ころから廃刀の議論はおこなわれていた。明治2年3月、公議所がひらかれたとき、制度寮撰修森有礼は佩刀禁止を提議した。はやく蛮風をのぞくべしというものであったが、王政復古からまもないころであったから、公議所の公議人らは反対意見で、廃刀をもって武士の精神をなくし、皇国の元気を消滅させるものとして否決された。明治3年(1870年)には庶民の帯刀を禁止、明治4年8月9日(1871年9月23日)には士族の帯刀・脱刀を自由とする散髪脱刀令を発していた。そして、Template 和暦?3月28日、廃刀令の発布をみた。 発布の直接の因となったのは、Template 和暦?12月山縣有朋の建議が採用されたことである。長文の建議であるが、ようするに、従来武士が双刀を帯びていたのは倒敵護身を目的としたが、いまや国民皆兵の令がしかれ、巡査の制がもうけられ、個人が刀を佩びる必要はみとめない、すみやかに廃刀の令を出して武士の虚号と殺伐の余風を除かれたい、というものであった。 大礼服着用者、軍人、警察官以外の帯刀を禁じる内容。廃刀令が禁じたのも刀の携帯であり、所有そのものは認められていた。しかし、帯刀はもともと実質的な武備というよりも特権身分の表象としての意味合いが大きく、それを否定する事は、実質的な特権の否定である同年の徴兵および秩禄処分とともに身分アイデンティティーの否定であった。一部の士族はこれらの四民平等政策に反発し、士族反乱が起こる。 法令の沿革 太政官布告として布告された本法は、その後も長らくこの状態を保っていたが、時間の経過につれ、次第にこの規定の実効性が喪失していくこととなった。実行性が喪失していった過程として、以下の事項があげられる。 警察官について Template 和暦?の警察官及び消防官服制(昭和21年勅令第367号)で原則として佩刀を禁止された。 大礼服について 主に皇室令により規定されていたが、日本国憲法施行の際、これらは全て廃止された。 軍人について 第二次世界大戦が終了した結果、大日本帝国陸軍、大日本帝国海軍が解体され、旧来その対象とされていた軍人が存在しなくなった。 Template 和暦?当時においては既に実効性を喪失していると判断した政府は、内閣及び総理府関係法令の整理に関する法律(昭和29年法律第203号)の本則第4号により本法を廃止することとした。結果本法は、Template 和暦?昭和29年7月1日をもって廃止された。 関連項目 日本史の出来事一覧 銃砲刀剣類所持等取締法 刀狩り 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年10月31日 (金) 09 53。
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三式中戦車(チヌ) 大日本帝国で量産された最後の中戦車だよ。 四式中戦車とか五式中戦車もあったんだけど、 四式中戦車は量産に至らず、五式中戦車は試作車完成直前に終戦になっちゃいました。 作った経緯としては、M3軽戦車の対抗策に九七式中戦車チハ新砲塔や一式中戦車チヘを作って よーしなんとかなるでーと思ってたんだけど、アメリカの中の人が 「オウ ダッターラ M4ミドゥータンク モッテクルーワ」なんて感じでM4中戦車を持ち出してきたモンで 日本的にはまーた対抗できなくなっちゃって、しかも対抗できる戦車の完成はまだまだ先になる予定だったので 「しゃーないからとりあえず一式中戦車に強い大砲のっけようぜ」といった感じで作ったシロモノ。 ドイツでIV号戦車を短砲身⇒長砲身にした理由とちょっぴり似てるかも知んない。 まあ、量産されはじめたのが1944年10月だったもんで その頃には大日本帝国は輸送船を軒並み沈められちゃってたせいもあって 本土決戦用に配備されたので、実戦は経験することなく終戦をむかえちゃいました。 終戦後、ほとんどは連合軍に引き渡されてぶっこわされちゃったけど 色々あって土浦の陸上自衛隊武器学校に一両だけ生き残りがいるよ。 アメリカにもたしか一両のこってたと思うよ。 ちなみに茨城の土浦の陸上自衛隊武器学校にはみんな大好き八九式中戦車も自走できる状態で残ってるよ。 見学無料らしいから、大洗巡礼の折に立ち寄ってみるのもいいんじゃね? 下調べはきちんとね!公式サイトあるからそこ見るといいよ! そんで、まあ、性能だけど、実戦を経験してないのでスペックから見るしかないんだなこれが。 75mm38口径の威力とか、最大装甲厚をみるなら、なんとかIV号戦車と同程度…と見ておきたいといったところ。 M4シャーマンとも、少なくとも勝負出来る程度にはなったのかなーって感じ。 もっともその頃には、シャーマンよりずっと強いM26パーシングとかが出現していたわけだけども。 総じて、44年当時の他国の戦車に比べて、2年近く遅れている感じだろうか。 とはいえ、当時のもうぼろっぼろの日本の工業力で果たしてスペックどおりに大量生産できてたのかわかんないけどね。 車体が良くても、砲弾の性能とか、燃料の質とか、予備部品とか、中の人の使い勝手とか、スペックで見えない部分はいっぱいあるかんねー。 戦争ってのは数だけでも性能だけでもあかんのです。総合力が大事なんだねーって言うお話。 ちなみに砲塔からアホ毛みたいにひょろっと伸びてるのは、対空機関銃を取り付けるための銃架です。アンテナじゃないよ。 あと特徴として、大砲を撃つときにヒモを引きます。まじで。 九〇式野砲ってのをちょいといじって乗っけたんだけど、 戦車用にきちんと改造してる時間なんて日本にはもう無かったのです。 ガルパン制作陣みたいなもんです。時間は大切。
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【元ネタ】史実 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】寺内正道 【性別】男性 【身長・体重】170cm・88kg 【属性】中立・善 【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B+ 宝具D+ 【クラス別スキル】 対魔力 :E 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 【固有スキル】 嵐の航海者 :A 船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。 戦闘続行 :B 戦闘から離脱する能力。 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。 矢よけの加護 :B+ 飛び道具に対する防御。 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。 また、たとえ命中してもLCK判定に成功すれば致命傷に至らない。 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 【宝具】 『雪風ニ神宿ル』 ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:60~99 最大捕捉:239人 幾多の激戦をほぼ無傷で乗り切った駆逐艦雪風の逸話の具現。 雪風に乗る全乗組員のLCK(幸運)及び生存に関するスキルのランクを合計して その能力を雪風そのものに宿らせる。 【Weapon】 『無銘・軍刀』 旧来の日本刀を改造した、武士の魂の具現。 海軍工廠製の品とは比較にならないほどの神秘が宿っている。 『駆逐艦雪風』 ライダーが生前操艦した大日本帝国海軍の駆逐艦。 艦内には雪風とライダーを信頼し、魂を預けた乗組員達が召喚され、 操艦の手助けをする。 【キーワード】 『奇跡の駆逐艦』 スラバヤ沖海戦から大和特攻まで16回以上の主要な作戦に参加し戦果を上げつつ、 ほぼ無傷、戦死者わずか13名で終戦を迎えた駆逐艦雪風。 その幸運を目の当たりにして人々は皆、口を揃えて『奇跡の駆逐艦』と称した。 戦後は復員船として多くの兵を救い、駆逐艦でありながら台湾海軍の艦隊旗艦を務めて奮戦。 台風によって最期を迎えるまで、ただの一度も戦闘で重篤な損傷を受けることはなかった。 「奇跡」と評されることが多いが、訓練を欠かさぬ精兵たち、信頼の証として施された数多の改装、 たぐい希なる優秀な艦長、それらに裏打ちされた雪風の働きは「奇跡」ではなく「必然」だと語る者もいる。 【解説】 大日本帝国海軍の駆逐艦雪風の第五代艦長。階級は中佐。 豪放磊落な酒豪の巨漢で、部下は可愛がるが、上官の無理な命令には従わず、 兵学校を下から数えたほうが早い成績で出ていたため、前線勤務が長いのに進級が半年も遅れていた。 自身の乗艦は絶対に沈まないという強固な信念の持ち主で、 前任艦の電も彼が任期にある間、幾多の激戦をほぼ無傷で乗り切っており、 また、大和特攻の際にも他艦のように乗員達に遺書を書かせたり遺髪を集めたりせず、 特攻の象徴である菊水の紋章を入れさせなかったという。 戦後は雪風会の一員として、賠償艦として中華民国に渡ってしまった雪風の返還運動に積極的に参加するが、 昭和53年1月に永眠。雪風と再会することは叶わなかった。
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鋼鉄天使のボディーを構成している半生体金属 その強度は女性の肉体を連想させる柔らかさの時もあれば ガトリング砲や鉄球すらも傷つけることの出来ない 超強度を発揮する事もある 綾小路博士の言によれば、大正時代の技術でも ボディーを作成する事が可能らしい為 恐らく、呪術知識と科学知識の双方に長けていれば さほど錬成は難しくないと思われる 現に大破したくるみとサキは 大日本帝国軍の技術によって再生している ただし、鋼鉄兵士金剛に使われている様子は無い為 エンゼルハートを使用しなければ、価値は全く無いと思われる なお、鋼鉄天使に使用されているのはエンゼリウムγ(ガンマ) エンゼリウムα、エンゼリウムβ 及びエンゼニュウムが存在するかはさだかではない
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470 :ルルブ:2013/02/12(火) 00 05 39 タイ王国の事情・『遠き誓いの果てに』 タイ王国から使者が派遣された。それも王族、史実のラーマ9世が全権委任の代表であり、これには流石の外交下手の大日本帝国外務省も本腰を入れざる得なかった。 何せ次期王位継承権者の一人である。 しかも史実を知る夢幻会のメンバーから見てクーデターを無血で集結させるカリスマ性を持ったタイ王国の英雄王だ。 馬鹿な木端役人など派遣しようものなら東南アジアの真っただ中に親独政権(しかも有色人種)の国家が出来かねない。 ここにきて夢幻会は急遽会合を開いた。 「白洲君から報告は聞いたかね?」 宮様が発言する。いつもの彼では無い。転生したとはいえ皇族として生きてきた彼だ。 そしてラーマ9世の決意が並々ならぬモノだと言う事も分かった。(以後はラーマ殿下と統一する) それに辻大蔵大臣が対応する。 「はい、彼らは我が国の援助を求めています。それも大規模な公共投資を」 「公共投資? 王族の殿下自らが? 冗談では無いのですかな?」 「いえ、冗談では無いです。 既にトヨタや鹿島、三菱、三井、住友らこちらの経団連上層部と会談を組み込んでいる事が発覚しております。 詳細は情報部の村中大佐から。ああ、これです。資料の12ページをご覧ください。若造と侮ってはいけませんよ、この代表団は中々のやり手です。 伊達にタイ王国の王族ではありません。現国王ラーマ8世から何らかの密命、或は厳命を帯びていると考えるべきではないでしょうか?」 「しかし・・・・王族ですぞ?」 それでも山本海相が聞き返す。彼は逆行者では無く純粋な軍人であり天皇や皇室に仕える事に忠義を見出すタイプの昭和の軍人。 彼から見れば皇太子殿下に当たる人物が他国の官僚や企業に頭を下げにくると言うのがいまいち理解できないのだろう。 この点、逆行者であり中小企業などの経理や営業を経験している同期とは異なると言える。山本五十六にとって皇族=絶対尊重であり、決して外交官の様な真似をする立場では無いのだから。 「・・・・辻大臣、本当にこの方が全権代表なのですか? 裏で操っている者がいるのではないのですか?」 そこで嶋田首相が山本の袖を引っ張る。 (なんだ?) (今は報告を聞こう。ラーマ殿下が何を・・・・本当は何を目的に来日したかは分からないがそれを調べるのが外務省と宮内庁の仕事だ。 今の我々はそれを知る事しか出来ないのだからな。とりあえず、湯から上がろうか) 因みにここは夢幻会が使っている北陸地方石川県にある和倉温泉の保養地。 471 :ルルブ:2013/02/12(火) 00 06 11 さて彼らがなぜ東京を離れてこんな地にまでいるかと言う事少しだけ説明させてもらおう。 日ソ貿易、つまりシベリア=ウラジオストック=舞鶴間だけでなく、拡張中のウラジオストック=金沢港を使った日ソ貿易の活性化、つまり古代の日本海航路の再現を行うための現地視察中である。 また新幹線こそできてないが、北陸本線複々線化、北陸方面の軍民共同空港である小松空港の強化と言う目的もある。 この世界に史実で日本や世界を散々悩ませた北朝鮮は存在しないが、逆にソ連は健在であるし(無論、名前だけ、という意味もあるが)、大韓帝国からの国外逃亡者=難民もいる。更に逆行者にとって3.11を経験した者の中に、東南海大地震で東京=大阪間の新幹線や東海道の寸断による国家経済の崩壊をシミュレートした者もいた。そしてそれを上層部に命がけで上げた。 その試案から提出された被害。それは大日本帝国全体にとって悪夢以外の何物でもなく、この事から未来を知る夢幻会とそのアドバンテージ故に、彼らは関東=甲信越=北陸=近畿流通網の確立(北回りルート)を望んだからである。 ちなみに何故温泉にまで来たかと言うと、ある構成員の、「首相らが電撃的に現地に行けば東京の連中もやる気出るんじゃねぇの? ついでに骨休めすればよくねぇかな?」という一言が決め手となった。 その結果、辻(財務)、山本(日本海方面防衛)、宮様(箔付け)、嶋田(自治体との調整役兼客寄せパンダ)らが保養も兼ねて和倉温泉を訪れた。 後に分かったが、この逆行者、前世は石川県出身であった。 そんな中の史実のラーマ9世の電撃訪問。現在は宮内庁と外務省の白洲次郎、皇太子殿下が必死に対応しているが東京からは直ぐに帰れと矢の催促であり、先に戻ってラーマ殿下の対応をするべく、小松からチャーター機と護衛機を使い羽田空港に帰還する嶋田。そして帝国ホテルに向かうべくゲートに降り立った嶋田は驚くべき光景を目にした。 そこには帝国警察と明らかに外国人のSPと思われる人物が白を基調とした服を着た青年を護衛しながら待っていたのだ。 「ハジメマシテ、わたしハこくおうへいかノみょうだいヲうケテきマシタ、『プーミポンアドゥンラヤデート』デス。だいにほんていこくノきゅうこくノえいゆうニオ会イデキテこうえいデス」 と片言の日本語、だが誠意のこもった言葉で挨拶してきた。 護衛に囲まれてはいた、だが、アメリカを滅ぼし、中国を分断し、メキシコを焼いた男を、アドルフ・ヒトラーさえ勝てない、ヨシフ・スターリンを葬ったとも言われる大日本帝国の独裁者を前にもこの青年はしっかりと自らの足で地に立ち、語りかけてきた。 「ニィー・ゴー・チェン(こちらこそ)、ジャオ・シャーイ(王子殿下)」 咄嗟にタイ語で返す。昔タイ語の授業を受けていた甲斐があった。そしてそれに驚くラーマ殿下。それはそうだ。 世界最大の日ノ本ノ大帝国の宰相が、東南アジアの後進国の言葉を喋ったのだ。 これだけでも大日本帝国に来た甲斐があったものだ、と後にラーマ9世は身近らの妻子に述べている。 472 :ルルブ:2013/02/12(火) 00 07 30 3日後。帝国ホテル。 この時のラーマ殿下の外交手腕と白洲次郎の能力はかみ合った。本来バラバラで行われる筈の経済界との会合と政界との会合を同じ日、同じ時間、同じ場所で行ったのだ。 ちなみにデスマーチ嶋田の異名もさらに高まったが、この点は内務省の阿部大臣の活躍があったと言える。 無論現場は帝国ホテル中にSPを、非常事態に備えて厚木に展開しているヘリコプター部隊を、横須賀にはラーマ殿下らの避難用に軽巡洋艦と駆逐艦の部隊が展開していた。 そしてここで軍部に負けてたまるかと言う気迫に鬼気迫る外務省らは外務次官らにタイ語、英語の専門家を派遣、宮内庁も日本の皇族に準ずる、否、まったく同じ対応を行った。 この辺りは松岡外相と牧野宮内庁長官の強い意向があった。 第一だ、このプレゼンテーションはラーマ殿下自ら行う。そしてその後の晩餐会には今上天皇陛下がご臨席するのだ。手を抜く訳にはいかない。 これは大日本帝国の面子もかかっている。ある意味で国家の面子と言うのは最大の利害関係を生み出すし外交の武器になるので、以後に続くであろう東南アジア各国への訪日対策の試案として行われている。 そしてプレゼンが始まった。 「我がタイ王国は以下のプランを提案します。それはインドシナ半島横断道路、横断鉄道の建設です」 ざわめく日本側。 「ご列席の方々にはこの件に関してご不明な点、ご不安な点があるのは分かります。 大日本帝国の方々もご存知の通りインドシナ半島はメコン川などの大河川があり交通の障害となっております。また我が国が隣国であるベトナム、カンボジア、インドネシア、英領マレー半島、英領ビルマと外交問題、国境紛争を抱えている事は重々承知の上であります」 それ見た事か。 所詮は田舎国家ではないか? 邦人の安全を守れるのか? 確かに利益は出そうだが内陸部開拓の意味はあるのか? 犠牲が出た場合にタイ王国は我が帝国に補償をする気はあるのか? 福建との国境線はどうなる? タイ国軍はそもそも戦えるのか? 国境の安定しない地域に家族を派遣できん。 先ずは国内を安定してもらわない事には。 暴走しないと言う保障がどこにある? 英仏は撤退するのだぞ? その時の怨念や怒りに現地軍が暴走したら利権も何もかも無くなる。 ざわめきが大きくなる。だが、それも一部の者達には違った。 内陸部にある銅鉱山の存在を知る逆行者、多彩な植物からとれるバイオテクノロジー。つまりは遺伝子工学の宝庫。 更には東南アジアにおける君主国家として安定した国家の存在。君主国家ならばアナスタシア皇女の様な婚姻同盟も可能だという政治家の判断。 しかも一部の聡い者は賃金格差の利点を見出した。 『衣服などの軽工業はタイ人に任せれば良いのではないか? そうすれば人件費も浮く』 何の事は無い、1990年代の中国をタイで再現しようと言う考えだ。 が、ラーマ殿下にとってはそれも良い。 (この国の、日本円は今や世界最大の通貨であり最も安定した基軸通貨だ。 外貨として入ってくれば日本以外との貿易にも役立つ。それに衣服とはいえ工場などの工業化を後押ししてくれる。工業化には電力が必要であり一度日本企業を利権で引きずり込めばそう簡単には撤退できない筈だ。 工場も電力がいる。更に働き手が出来れば多く人間が収入を得る。その収入が国内の経済を活性化させ経済を回す。 それが可能な筈だ。大日本帝国から出来うる限りの支援と投資、そして大量の書物にノウハウを手に入れる!!) 473 :ルルブ:2013/02/12(火) 00 08 17 だが、タイ利権を悟った聡明な者、それはごく一部の者だけ。大多数は利益よりも犠牲や不透明な現実に押し潰されて話を聞こうとしなくなりつつある。 そもそも東南アジアを武力制圧しろと言った連中も中に入るのだ。そう簡単にタイ側の思惑に乗る筈も無い。 それを察知するラーマ殿下。会場は非常に懐疑的だ。タイに投資するくらいならカルフォルニアやインドネシア、ベトナム、更には漸く安定した台湾(純軍事的という意味で)、南太平洋の委任統治領や北海道などの国内に目を向けるべきだろう。 そう言う囁きがあたりを充満する。 嶋田らもこの空気は不味いなと思うのだが、ここで嶋田や閣僚が経済界に圧力を加えては後の世代に悪例を残す。 政界の権力者が諸外国の前で自国経済を統制すると言う悪例が。 確かに統制が必要な時もあるだろうがそれを国外の、しかも殿下と尊称がつく王族の前でやって良い事では無い。 だがラーマ8世の厳命と祖国タイへの愛と未来への理想に燃える若者は必死だった。殆ど喋れない片言の日本語で話しかけ、時には頭まで下げようとして慌てて日タイ双方の侍従らに止められる。 だが、経済界の人間、というより既得権を既に持つ者は興味を失いつつあった。そもそもこの会合とて帝国最大の実力者嶋田総理に名前を覚えてもらいたいが為だと言う人間が多い。 それでも必死にアプローチするラーマ殿下。 「しかし我が国は・・・・は?」 その時だった。一人の日本人実業家が手を挙げていた。 「失礼ですが・・・・貴方は?」 彼の事前に配布されたリストに彼の顔写真は無かった。因みに驚いたが写真もカラー写真だった。 (半身不随とはいえあのアメリカに勝てるわけだ。) あのアルバムを見せられて彼はそう思った。 とにかく外務省の役人はそれを通訳する。因みにラーマ殿下も英語は話せる。 彼が生まれた時はアメリカ合衆国と大英帝国が世界の覇権を握っていたのだ。 大西洋大津波が無ければ今も世界共通の公用語は英語だったろう。 因みに現在は日本語とドイツ語が幅を利かせており、次に英語と言う順番である。東南アジアは言うまでもなく日本語重視だ。 そして今手を挙げた彼は普通の姿をしていた。招待客には見えない。当然だ、彼は正確にはスーツを着て何食わぬ顔で紛れ込んだと言うのが正しいのだから。 その姿を見て嶋田は思った。 (この青年は誰だろう?) と。そして次の瞬間、口に含んだお茶を吹き出しそうになる。 「殿下、私は井深大、イブカマサル、と申します。ソニーの共同経営者をやらせてもらっております」 それはまだ無名の存在。 だが史実ではウォークマン、プレイステーションを初め世界中に日本製品を売り込んだ、メイド・イン・ジャパンの先駆け。 彼は独自に学習した英語で語りかけた。 これからの世界はどうあるべきか。軍需に偏った、偏見と争いに満ちた世界で我々はどうあるべきか。 それは理想だったかもしれない。だが、青臭い青年が語るからこそ意義のある理想だっただろう。 彼は無名だ。故に夢幻会の事も知らない。ソニーからの転生者も居たかもしれないが少なくとも会合の議題に上った事は無かった。 それに彼らが活躍するのは1950年代以降。いわばノーマークだ。 だが、彼はその行動力でここに来た。もしもこの中の誰かに睨まれればそこで企業家としての命は終わりなのだろうに。それを恐れなかった。 そして井深大、その瞳は決して夢幻会のメンバーと変わらない。彼もまた夢を追う、諦めを知らない人間。 474 :ルルブ:2013/02/12(火) 00 09 10 「自分は思うのです。誰もが参加しない。だからこそ、参加するべきであると」 沈黙。 「失礼ですが・・・・ソニーでしたか・・・・貴社の得意分野は?」 笑顔。 「電気です。いえ、全てです」 即答に困惑するラーマ殿下。 「申し訳ありませんが我が国が欲しいのは・・・・正直に言いまして土木の技術です。 申し出はありがたい。ですが貴社では報酬を用意する事さえ難しいかと思いますが? しかも我が国の民はラジオさえ満足に持ってないのです。カラーテレビ放送がなされている貴国とは何もかも違うのですよ?」 が、その時の井深はにやりとわらって第二部と印刷されたパンフレットを取り出す。 会場中に響くようにそれを叩く。パン!! 小気味いい音が会場に響いた。 「そうでしょうか? 確かこの会合の第二部ではお国の海洋観光資源も開発対象なのでしょう? その観光地で音楽も聞けない様では、帝国の、いえ、世界から人は集まらないと愚考します。 それに、殿下。 無いのならば作れば良い、そう言ったのは殿下御自身では無かったのですか? なるほどなるほどラジオが無い? 電気が無い? 技術が無い? よろしいでしょう、ならば我がソニーのラジオが貴国を席巻させて頂く。 そしてソニーのラジオが一人一台持った暁には、我がソニーのカラーテレビがタイ王国と帝国を繋ぎましょう」 それは夢。そして律儀にこれを翻訳した外務省の人間。 気が付いたら目の色を変えた者がいた。何やら考える者もいた。そして彼らに共通するのは決まっていた。 (・・・・・これが本当の日本人。俺たち平成の日本の基礎を築いた先人たち。あの、本当の焦土と化した日本を70年で世界でも最も豊かな国に変えた人々) 嶋田は漸く思い出した。 なんとこのメンバーの中には松下幸之助をはじめ日本を代表する大企業を築いた人が幾人もいた事を。若いから気が付かなかった。 だが、それが良い。1905年、この世界に転生した自分。 いつの間にか伝説の人間と思っていた彼らより年を取ってしまった。もう会う事もないと思った。だが、それでも彼らは居た。現実に。 自分達が変えてしまった歴史の中で。嶋田は知らない。知ってはならない。 だが知りたいとも思った。これからの日本を。この若き無名の偉人達が作り出す、史実とは異なる『ジパング』を。 その沈黙を破ったのはラーマ殿下だった。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・我がタイ王国の6600万人の民の為にこの未曾有の大事業を引き受けてくれますか?」 「少なくとも、我々日本人は諦めませんな」 その言葉が後に歴史を変える切っ掛けとなった事を、四半世紀の時を経過してその場に居た全ての者が知る。
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499: 弥次郎 :2020/06/06(土) 17 13 42 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 憂鬱SRW IF 融合惑星編SS リンクスたちの日常とお仕事4「有澤隆文の場合」 有澤重工は大日本企業連合でも上位に食い込む、押すに押されぬ大企業である。 重工業を中心とした事業を展開し、自動車、鉄鋼、化学、金属加工業などの分野において大きなシェアを持つ。 その企業活動は大洋連合や地球連合全体にも及んでおり、一般市民の生活から国防を担う軍まで幅広い。 殊更に、その軍需面でのシェアは大きい。軍用車両からAFや艦艇の装甲、人が用いるものからAFクラスまで大小様々な火器の設計・開発・製造。 そしてその流通と販売、その後のアフターサービスなど多岐にわたっている。 さて、この融合惑星β世界大日本帝国に有澤重工のトップたる有澤隆文が足をわざわざ運んだ理由は、新たに完成した工場の落成式に出席するためであった。戦術機関連だけでなく、通常兵器も含んだ複数のラインを抱えるそれは、大洋連合とその傘下にある企業から技術供与や資本提供を受けた複合工場だ。特に有澤が絡んでいるのは00式戦術支援砲撃車 日向見の製造ラインだ。 戦術機としては初のタンク脚部を採用し、機動力と引き換えに高い砲撃能力と高いペイロード能力を有するそれは、新型戦術機の配備に伴い旧式化していく古い戦術機たちの受け皿ともなり、尚且つ今後の大日本帝国のドクトリンの要ともなる戦術機だ。 既にガンタンクなどの戦闘データや富士教導隊などに先行納入・配備された日向見の運用試験データはかなりそろいつつあり、あとはユーコン基地でのデータとあわせることで制式生産型へとシフトする予定となっている。 有澤重工が提供できる戦術機としては、まだまだ日向見は駆け出しというか、タンク型戦術機の先駆けに過ぎないものととらえている。 タンク脚部がいまだにACや一部兵器の脚部として採用され続けているのも、相応の理由と納得できるだけの性能を持っているがためだ。 戦術機に限ったことではないが、この融合惑星への進出はまだまだ始まったばかり。有澤重工も、その波に乗ろうと策動している最中だ。 式典そのものは極めてスムーズに進んだ。協賛した企業や軍関係者が挨拶を行い、自分もまた有澤重工を代表してあいさつを行う。 そしてその後は、軽い立食パーティーに移行する。ここからが、ある意味本番だ。帝国の重工業を担う各企業や財閥の関係者が挨拶に来るのである。 そうして始まるのは、晴れやかな場とは少々似合わない、激しい商戦だ。隆文自身が応対することもあれば、連れてきている人員が対処することもある。既にこういった外回りを社長自らやることは既に社風としてしみ込んでいるもの。 だからこそ、彼らは異なる惑星の、異なる歴史をたどった「他国」日本でも超然とした態度を崩さずにおれるのだ。 式典が終われば、次の仕事が隆文ら経営陣を待ち受けている。前後を固める警護の車と共に隆文らは車で移動していく。 融合惑星への出張をしている間にも、本星たるC.E.世界地球では着々と情勢が動いているので、移動している間でさえもそれを受け取る必要がある。 無論有澤重工は隆文のワンマン経営というわけではなく、副社長や社長夫人である薫、その他重役らが控えているので安心できる。 500: 弥次郎 :2020/06/06(土) 17 14 25 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp かといって、隆文がいきなり欠落して大丈夫かと言われたらそれはNOである。最高責任者という地位は決して軽いわけではない。 寧ろ、重たいのだ。人一人が背負うにはあまりにも重すぎるほどに。彼の長男である義文とその許嫁であり養子でもある鴨川桜子、この二人がいずれ結婚することを認めたのも、個人の情だけでなく、有澤の長としての判断も交えてのことだ。 義文ただ一人では難しくとも、桜子との二人三脚ならば有澤を背負っていける。そう判断したのだ。 有澤という企業は、その企業規模から、社員や取引先の企業、あるいは取引を行う軍や国家などにまで多大な影響を与えうるのだ。 「……無粋な者がいるな」 そのつぶやきは、唐突で、低く、重低音。 隆文は移動する車につかず離れずでついてくる無粋な連中がいることを悟っていた。彼は経営者であると同時にリンクス。 戦場で一騎当千の働きをする山猫だ。そんな彼が、そういった意思を感じ取れないはずもない。 無論、大日本帝国側が好意で派遣している護衛と考えるのもおかしくはない話だが、生憎と有澤重工は自前の要人警護部門を持つ。 というか、有澤重工は軍事企業でもあるので、そういった自分達が使うものは自前で開発し、用意できるほどの規模とノウハウを持っている。 例えば、隆文らが乗る車は外見こそ一般的な高級車だが、下手な装甲車を凌ぐ耐久性を誇る要人専用車で、戦車砲の直撃にも耐えると自負している。 また、一見高級な車の内部各所には武装が収納されており、いざとならば正規軍相手でも時間稼ぎをすることができる。 そう言ったこともあって大日本帝国側の護衛はよほどのことが無い限り断っているし、もし警護が自分達に張り付くならば、専用のチャンネルを介して一声連絡を入れてほしいと伝えてある。だが、今日は特に連絡はなかった。 そして、今日はその「よほどのこと」ではない、ただの工場の落成式への出席に過ぎない。つまり。 「社長…」 「うむ、対処は任せる…」 車内で短い会話がなされ、静かに前後の車両の中で準備が整えられ始める。 要人警護とは、単に不審者を守るだけが仕事ではない。時として攻勢的になり、襲撃者を払いのけねばならないのだ。 だから、例えば警護の車のトランクルームに戦闘用アンドロイドが控えていたとしてもおかしくないのである。 車は準備を整えながらも、急に進路を変更しながら増速した。それに慌てたのか、追跡者達も追跡を速めてきた。 だが、それはあまりにも露骨すぎて、分かりやすすぎる行為だった。まるで、疑ってくださいと言わんばかりの行為の選択。 せめて、もっと人員を配置するとか、あるいは襲撃を感づかれないようにすべきだったのだろう。ともあれ、である。 「慶事に水を差す輩に慈悲などいらないだろう……」 その言葉が、鎮圧の始まりとなった。 そして10分と経たず、無粋な連中は全員お縄頂戴となったのであった。 501: 弥次郎 :2020/06/06(土) 17 15 40 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 社長もお仕事が忙しいのです… 次はタケミーか流星君か、あるいはほかの企業のトップランカーとかですかねぇ… 502: 名無しさん :2020/06/06(土) 18 01 44 HOST ntfkok060208.fkok.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp 乙です。 499の 戦術機に限ったことではないが、この融合惑星への進出はまだまだ始まったばかり。有澤重工も、 この後に続く文が消えてると思うのですが…。 503: 弥次郎 :2020/06/06(土) 18 05 38 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 502 これは失礼を…転載時修正をお願いします ×戦術機に限ったことではないが、この融合惑星への進出はまだまだ始まったばかり。有澤重工も、 〇戦術機に限ったことではないが、この融合惑星への進出はまだまだ始まったばかり。有澤重工も、その波に乗ろうと策動している最中だ。